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時を経てなお輝く「和紙」の魅力を伝えたい


取材:高野
取材:高野

 

 お正月に向けてステキなポチ袋や箸袋、おせちを彩る水引など、お探しではありませんか?ここに来れば全てそろいます!今回は、外装工事でお世話になりました、金沢市浅野本町の浅倉紙業株式会社さんを訪ねました。


日本全国の和紙をはじめ、和紙小物や和紙を使ったインテリアの施工までを取り扱う浅倉紙業さん。専務の浅倉敏之さん(33歳)に和紙の魅力を尋ねました。

 

「良い和紙は強くしなやかで、10年、20年と時間が経てば経つほど風合いも増してくるんです。」

 

洋紙の方が丈夫だと思っていた私に原料の繊維の長さが長いから強度がでるし、原料に化学薬品を使っていないから痛みが少ないと教えてくださいました。おすすめの使い方として、テールランプなどの照明器具シェードに和紙を使うとお部屋が癒しの空間に変わります。和紙は繊維が均一ではないので光を拡散し、柔らかく優しい光になるそうです。なるほど和紙一枚で雰囲気が変わるんですね。

 

最近浅倉さんは、お客様との会話をヒントに「結納水引リメイクパネル」という写真を開発されました。思い出のある水引細工を和紙パネルの上にマグネットで取り付け、華やかでモダンなインテリアに変身させる斬新な商品です。お持ちの水引に合わせてオリジナルデザインを提案してくれるのでオンリーワンのアート作品が出来上がります。

 

ご両親への贈り物としても大変喜ばれるのではないでしょうか。将来は5代目社長になられる浅倉さん、今後ますますのご活躍をお祈りしております。


ショールーム 紙あさくら 様

金沢市浅野本町1丁目10-8

℡076-252-6632

営業時間/10:00~18:00 

定休日/日祝、年末年始